刃物の町関市で、唯一鍛造から刃付けまで一人でこなす鍛冶職人、後藤益美さんが鍛えた切れ味のいい小刀です。日本刀を造る関鍛冶で知られる関市ですが、実は包丁やナイフなど実用刃物を火造りする鍛冶職人は、後藤さんぐらいしかいらっしゃらないそうです。しかしながら後藤さんは2019年1月残念ながらご他界されました。再入手は困難と思われますので、どうぞご了承ください。これらは他界後2019年5月に購入したものです。購入店に最後に納品されていた物です。
１．後藤益美作 関包平（かねひら）青鋼 魚型切出し 中  全長 145mm２．後藤益美作 関包平（かねひら）青鋼 接木小刀      全長 193mmの2本です。
実用刃物の為か本体及び箱には名等は記されておりません。（本体に青鋼とのみ彫られています。）そこのところをご了承ください。未使用でこの度出品、撮影の為開封しました。後藤さんの本品の作成意図より末永く使用してもらえる方に購入してもらえたらと思っています。