橋本八百ニの岩手山油彩原画15号 2024

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ご覧いただきありがとうございます。こちらは約85年前の絵画です。『夕陽に染まる岩手山』橋本八百ニの作品の中で最も秀麗な作品です。絵のサイズはW715✖️H595ミリ額縁の外寸はW930✖️H810ミリ橋本八百ニの経歴1903年(明治36年)4月21日,紫波郡日詰町(現:紫波町日詰)にて篤農家橋本善太,キンの4男として生まれた。日詰尋常高等小学校(現:紫波町立日詰小学校)のころに絵画の手ほどきを受け,盛岡農学校(現:岩手県立盛岡農業高等学校)を卒業して1年後に上京した。川端画学校,東京美術学校(現:東京藝術学校)に在学した八百二は積極的に創作に打ち込み,新光洋画会展や塊樹社展などに出品,1926年(大正15年)には帝展に出品した「葱を配する静物」で初入選を果たす。その作風は展覧会ごとに変わると言われ,西洋美術の積極的な導入や,萬鉄五郎らの先輩画家の影響が見受けられる。しかしそこで八百二がテーマとしてこだわり続けたのは,労働者などの複数の人間を描く“群像”だった。1929年(昭和4年)には女流画家の原子はなと結婚,のちには自宅に橋本八百二研究室を設立し,夫婦で後進の指導にあたった。戦後は帰郷し,岩手県議会議員として政治家としても活躍,1957年(昭和32年)には岩手県議会議長となっている。1975年(昭和50年)には郷里の美術振興のために,盛岡市岩山に旧盛岡橋本美術館を創設した。八百二は自身の考え方として,「政治は集約すると調和です。絵画も色と形の調和だし,人間社会だって調和の世界ですよ。」と述べている。引っ越しに伴い、箱は廃棄させていただきました。ご注文いただいてからの箱制作となりますので、納期約2週間必要です。

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